ミシシッピ州立大の右腕シムズに米驚愕「なんてクレイジー」

　米国のある大学生投手が、現地で注目を集めている。今季10回2/3を投げて27奪三振。凄まじい成績の右腕が投じた、キレのあるスライダーの動画を米名物セレブが公開。「えぇ!?」「不公平だ」などと反響を集めていたが「非現実的だ」「ビデオゲームの世界の数字」などとコメントはさらに増えている。

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　鋭い変化が武器だ。ミシシッピ州立大の2年生、ランドン・シムズが投じた1球は、打者の手元で急激に曲がった。ストライクゾーンから外角のボールゾーンへ逃げながらも落ちるスライダー。打者も見極めるのが難しいようで、思わずバットが出かかってしまっている。

　実際の動画を「ピッチングニンジャ」の愛称で知られ、現役の米大リーグ選手や米メディアからも多数フォローされている名物セレブのロブ・フリードマン氏がツイッターで公開。文面では「ランドン・シムズ、83マイル（約133キロ）のえげつないスライダー。この男、9.2イニングで25奪三振」と驚異のデータと共に紹介している。

　10日（日本時間11日）のルイジアナ大戦では8回から登板して3者連続三振。9回も2三振を奪い、今季は10回2/3で27奪三振と手が付けられない。シムズの動画に、米ファンからは「えぇ!?」「不公平だ」などと反響が寄せられていたが、「計り知れないレベルの高さ」「MLBの未来は明るい」「ラケットでも打てない」「なんてクレイジー」「どうやって打つんだ？」「非現実的だ」「ビデオゲームの世界の数字」「審判はボールをチェックすべし」などとコメントはさらに増えている。