イチローがメジャーで大切にしているもの 子供たちに贈った“3つの金言”とは
マーリンズからFAとなっているイチロー外野手が、子供たちに3つの金言を授けた。23日、故郷の愛知・豊山町で開催された「第22回イチロー杯争奪学童軟式野球」の閉会式に大会長として出席。質疑応答で参加した子供たちに熱い言葉を送った。
「チームメートから信頼を得る自分であって」…故郷で子供たちに贈った熱い言葉
マーリンズからFAとなっているイチロー外野手が、子供たちに3つの金言を授けた。23日、故郷の愛知・豊山町で開催された「第22回イチロー杯争奪学童軟式野球」の閉会式に大会長として出席。質疑応答で参加した子供たちに熱い言葉を送った。
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子供の一人から「イチロー選手はメジャーで大切にしている言葉やプレーはありますか?」と質問が飛んだ時だった。「難しいの来たねえ」と笑ったイチローは「プロ野球選手になると楽しいことよりもしんどいことのほうが多いんです」と切り出した。
「特にうまくいっていないチームにいると、みんなを集めてよくミーティングをする」とした上で「その時にアメリカで必ず言われること」があるという。
一つ目は「自分に自信を持つ」こと。二つ目は「お互いを信頼する」こと。三つ目は「やるべきことをやる」こと。
「3つをできている人たちは、ほとんどいません。自分に自信を持ちたかったら、それなりのことをやらなければならない。頑張っていかないと自分に自信は持てない」と語りかけた。
最後は「自分に自信を持てるような自分でいてほしいし、チームメートから信頼を得る自分であってほしい」と子供たちにエールを送った。
日本で数々の記録を塗りかえ、メジャーでも大記録を打ち立ててきたイチロー。44歳となっても、第一線を走り続けるレジェンドの言葉は、未来のプロ野球選手を目指す子供たちの心に深く刻まれたことだろう。
(THE ANSWER編集部)