2人で表紙飾ったファッション誌のインタビューで言及

　テニスの全豪オープン、女子シングルス決勝で大坂なおみ（日清食品）がジェニファー・ブレイディ（米国）を破り、2年ぶり2度目の優勝を果たした。大坂は人気ラッパー・YBNコーデーと交際中。2人で米ファッション・カルチャー誌「GQ」の表紙を飾ったこともあるが、その際のインタビューの内容を英紙が公開。コーデーは交際前には大坂がテニス界のスターだとは知らなかったという事実を明かしている。

　快進撃を続ける大坂と交際するコーデーがインタビューで語った内容を伝えているのは、英紙「デイリーメール」だ。「ナオミ・オオサカの彼氏のラッパーは交際前の時点で彼女がテニス界のスターであることを知らなかった」というタイトルで報じている。

「（インタビュー当時）グランドスラムで3度の優勝を誇る彼女と、グラミー賞ノミネート経験のあるラッパーは、2年間交際していることを公にしている。『GQ』誌の表紙に抜擢され、そのインタビューの中で、コーデーは交際前テニスのことをよく知らなかったと話している」

　こう記された記事の中ではコーデーは「詳しいスポーツじゃなかったんだ。ナオミのお陰で今はテニスが好きだが、その前はビーナスとセリーナくらいしか知らなかった」と話しているという。

　交際が公になったのは2019年の全米オープンだったという。実際に会場で大坂を応援しているコーデーの姿が目撃され、2人の関係が明らかになった。

　コーデーは「ナオミに話したかは覚えていないけど、（会場で応援していることは）場違いなことだと思っていた。人生で初めてのことだったからね」とも話しているようだ。

　コロナ禍の今大会は直接の観戦は叶わなかったが、昨年の全米オープンでは表彰式後のチーム集合写真にも参加するなど、家族同然の関係性を築いている2人。コーデーの支えもまた大坂の大きな力になっているようだ。