通算9勝ノレンの“手”の写真が話題…欧州ツアー公式「フォト・オブ・ザ・イヤー」

　血ににじむような練習により、ゴルフ界のトップを目指す選手たち。ある海外のプロゴルファーの手の一枚の写真を、欧州ツアー公式が「ヨーロピアンツアー・フォト・オブ・ザ・イヤー」と題し、公式インスタグラムで公開。指のタコがボコボコに固まった驚きの画像を、米紙「USAトゥデー」は「プロゴルファーになるというのは、どういうことか？ この写真が物語っている」と特集し、ファンから「勤勉家の手だ」などと称賛を呼んでいる。

　これが、世界の一線級で戦うことの証明なのだろう。驚きの“黒い指”の写真で話題となっているのは、アレックス・ノレン（スウェーデン）だ。欧州ツアー公式インスタグラムは「苦労なくして、利益なし」と題し、一枚の画像を公開している。

　それは、ノレンの両手。公開された手のひらの画像は、強くグリップを握る右手の中指、薬指の第1、2関節付近が黒く変色し、明らかに固くなっているのが見て取れる。左手も中指から小指にかけて白く変色し、皮膚が固くなっているのは一目瞭然だ。

　画像は「ヨーロピアンツアー・フォト・オブ・ザ・イヤー」と記され、投稿には「この写真はアブダビ・ゴルフ選手権前日に特別長い練習が行われた後、クリストファー・ブロバーグによって撮影されたものである。ノレンは最も勤勉な選手のひとりとして知られている。以前、彼は手を保護するために練習中はグローブを2つ着用すると語っていた」と説明文が添えられている。