【名珍場面2017】なぜ、彼は顔から行ったのか “石崎ブロック”失敗の珍事に笑撃「最も奇妙なPK?」
2017年のスポーツ界を沸かせた名シーンを連日にわたって振り返る「名珍場面2017」。今回は10月に海外サッカーで起きた「“石崎ブロック”失敗でPK献上の珍事」。相手のシュートに対し、なぜか顔から体を投げ出してブロックを試みた選手が、相手を倒してPKを与えた。漫画「キャプテン翼」のDF石崎了を彷彿とさせる決死のディフェンスを、権威ある英公共放送「BBC」公式ツイッターが動画付きで紹介。「ペナルティが与えられた最も奇妙な例では?」と伝え、笑撃が広がっている。
「スポーツ界の名珍場面総集編」…10月に海外サッカーで起きた“ド根性ブロック”失敗劇
2017年のスポーツ界を沸かせた名シーンを連日にわたって振り返る「名珍場面2017」。今回は10月に海外サッカーで起きた「“石崎ブロック”失敗でPK献上の珍事」。相手のシュートに対し、なぜか顔から体を投げ出してブロックを試みた選手が、相手を倒してPKを与えた。漫画「キャプテン翼」のDF石崎了を彷彿とさせる決死のディフェンスを、権威ある英公共放送「BBC」公式ツイッターが動画付きで紹介。「ペナルティが与えられた最も奇妙な例では?」と伝え、笑撃が広がっている。
なぜ、彼は顔から行ったのか。キャプ翼から飛び出したかのようなプレーで、見る者の目を点にさせたのは、スコットランド2部リーグ、カウデンビースのFWジョーダン・ガーデンだった。
10月28日のバーウィック・レンジャース戦。0-0で迎えた後半35分。相手CKの場面だった。放り込んだボールのこぼれから、相手が放ったシュートはゴール右ポストを直撃。混戦となったが、こぼれたボールをエリア境界線付近で拾ったのは相手のFWマイケル・マケナだった。ドリブルで侵入し、突破しようした次の瞬間。一番近くにいたガーデンがブロックを試みた。
ファーストタッチで小さく蹴り出したマケナに対し、ガーデンは次はシュートで来ると読んだのか、体で止めに行った。しかし、投げ出したのは足ではなく、顔からだった。相手に飛び込むようにしてダイブ。なんとしてでも止める――。そんな覚悟が見え隠れしたが、計算違いだったのは、マケナがシュートを打たず、さらにドリブルで交わしにかかったことだった。