【名珍場面2017】なぜ、彼女は譲らなかったのか “無人ゴール前の悲劇”に笑撃「その時、大惨事が…!」
海外メディアも騒然「その時、大惨事が…!」「2人の衝突事故で逃す」
その隙に素早くカバーリングした相手ディフェンスがボールをかっさらい、悠々とキープ。悲鳴と興奮がスタジアムを覆った。2人に譲っていたギントラの3人目の選手も、まさかこんなことになるとは思わなかったのだろう。呆然と座り込んだままの2人に対し、「何をやってるんだ!」と言わんばかりに激しいジェスチャーで怒りを爆発させている様子だった。
一連のシーンを、米FOXスポーツアジア版は「史上最悪のミス? ギントラ・ユニバーシティがバルセロナ相手に0-3の局面で迎えたチャンス。しかし、次に何が起きたかというと……」とユーモアたっぷりにつづり、動画付きで紹介。映像を見ると、実況も大爆笑をこらえきれず、さらにファンから笑撃のコメントが相次いでいる。
これには海外メディアも騒然。英紙「ミラー」は「信じられないことに、ゴール前に放り込まれたボールをGKがクリアミスし、無人のゴールが目前となった。しかし、その時、大惨事が起きた!」と記述し、英紙「デイリー・メール」は「これこそ世紀の凡ミス? ようやく掴んだ黄金のチャンスをガラ空きのゴール前で起きた2人の衝突事故により逃す結末」と報じている。
Jリーグ、日本代表の試合であってもGKを抜いて無人のゴールに蹴り込むだけというシーンはあるが、互いに譲らず、得点をフイにするなんてシーンはそうそうお目にかかれない。ゴールを決めたい気持ちは山々でも、最後は譲らなければ、何も得られない。飽くなき“女の執念”が生んだ悲劇の映像は、2017年のサッカー界で大反響となった。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer