どこを見ている? 「スペインの神童」の“オシャレアシスト”に称賛「魔法を描いた」
米プロバスケットボールのNBAで、パスを出す方向とは別の場所を見ながらプレーする“ノールック”から、アリウープダンクを演出するオシャレなアシストが誕生。かつて「神童」と言われた司令塔の妙技に、海外メディアも「魔法を描いた」と称賛している
ジャズの司令塔ルビオが新人ミッチェルとのコンビで華麗なアリウープを完成
米プロバスケットボールのNBAで、パスを出す方向とは別の場所を見ながらプレーする“ノールック”から、アリウープダンクを演出するオシャレなアシストが誕生。かつて「神童」と言われた司令塔の妙技に、海外メディアも「魔法を描いた」と称賛している。
“極上の一本”が飛び出したのは、4日のユタ・ジャズ-ワシントン・ウィザーズの一戦だ。
ジャズが45-21と大量リードを奪って迎えた第2クォーター、司令塔のリッキー・ルビオがパスをカットして、相手コートに攻め込む。それに合わせて味方2人が中央を駆け上がり、ルビオは1度、2度と位置を確認しながらボールをコントロール。ドリブルを止め、浮き球のパスを出したが、その送り先は直前まで見ていた2選手ではなかった。
ノールックでパスを送った先には、大外から新人のドノバン・ミッチェルがトップスピードで登場。豪快なジャンプから空中でボールをキャッチするとそのままダンクを叩き込み、華麗なアリウープが完成した。あまりの鮮やかさに、ベンチにいた選手、そして地元のジャズファンも思わず立ち上がり、大きな拍手と歓声が沸き起こった。