とんでもないトラブル 滑走中スケルトン選手がブラシ直撃、海外騒然「どうして!?」
東京五輪が迫る中、冬季スポーツでとんでもない出来事が起きた。11日(日本時間12日)にオーストリアのインスブルックで行われたワールドカップで、滑走中のスケルトン選手がコースに置かれたブラシに激突。実際の動画を海外メディアが公開すると、「一体全体どうして!?」「とてつもなく危ない」とファンを騒然とさせている。
スケルトン選手がコースでブラシ直撃、海外注目「誰も気がつかなかったわけ?」
東京五輪が迫る中、冬季スポーツでとんでもない出来事が起きた。11日(日本時間12日)にオーストリアのインスブルックで行われたワールドカップで、滑走中のスケルトン選手がコースに置かれたブラシに激突。実際の動画を海外メディアが公開すると、「一体全体どうして!?」「とてつもなく危ない」とファンを騒然とさせている。
まさかのトラブルが発生した。勢いよくコーナーを曲がってきたスケルトン女子のケイティー・タネンバウム。直線に入ったところで視界に入ったのは、掃除道具としてよく見かけるブラシだった。コースの縁に立てかけるように置かれ、どうやっても避けることはできない。寸前のところで頭をかがめたが、ヘルメットをかぶった額に直撃した。ブラシは弾け飛んでいる。
ゴール直後にタネンバウムは「アイムオーケー!」と強調し、無事だったようだ。カナダ公共放送「CBC」のオリンピック専門アカウントは実際の動画を公開。「うわぁ。まるでスケルトンが十分危険ではないかのように、滑走中のタネンバウムはコースに残された箒に衝突した」とつづると、海外ファンから「一体全体どうして!?」「何だこりゃ?」「彼女の無事を祈る」「誰も気がつかなかったわけ?」「とてつもなく危ない」「マジかよ!」と驚き交じりのコメントが集まっている。
英スポーツメディア「インサイド・ザ・ゲーム」も「走行中に箒に激突するという危険な目にあった」と報道。「コーナーを曲がった後、アメリカ領ヴァージン諸島出身のタネンバウムはトラックに残されていたブラシに激突した」と説明したが、怪我はなかったという。
さらに記事では「このコースでは5年前にも、カナダのジェーン・チャンネルが箒に激突する似たような事故が起きていた」と初めてではないことを報道。この日の結果については「現欧州王者エレーナ・ニキティナが、“正常ではないコンディション”を理由に短縮された今日のイベントで勝利した」と伝えた。
今回のスピードがどれほどだったのかわからないものの、時速130kmほどにもなるスケルトン。日程が短縮された大会でタネンバウムは最下位に終わったが、無事だったことが何よりだ。
(THE ANSWER編集部)