[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

【名珍場面2017】実写版「キャプ翼」!? 初Vの川崎MFが“大空翼級”の35mドライブシュートに衝撃

2017年のスポーツ界を沸かせた名シーンを連日にわたって振り返る「名珍場面2017」。第3回はJ1初優勝を決めた川崎で9月に決まった“大空翼級”の35メートルドライブシュート。9月度のリーグ月間ベストゴールに選ばれた衝撃弾を当時はJリーグ公式Youtubeチャンネルが動画付きで公開し、大反響を呼んだ。

「スポーツ名珍場面の総集編」…リーグ初Vの川崎、9月にMF森谷が決めた驚愕ドライブ弾

 2017年のスポーツ界を沸かせた名シーンを連日にわたって振り返る「名珍場面2017」。第3回はJ1初優勝を決めた川崎で9月に決まった“大空翼級”の35メートルドライブシュート。9月度のリーグ月間ベストゴールに選ばれた衝撃弾を当時はJリーグ公式Youtubeチャンネルが動画付きで公開し、大反響を呼んだ。

 まるで「キャプテン翼」の世界が現実になったかのようだった。驚異のシュートを決めたのは、MF森谷賢太郎だ。

 9月30日の第28節、C大阪戦(等々力)。3-0で迎えた後半13分だった。森谷は敵陣中央付近でMF家長から横パスを受けた。ゴールに向かって前進するが、相手マークの寄せが甘く、前方にスペースが生まれた。それもそのはず。ゴールまで約35メートルまでの距離。警戒は薄かった。しかし、森谷は臆することなく、右足を豪快に振り抜くと、驚愕のシュートが生まれた。

 打った瞬間、ボールは高く上がりすぎた。ゴール裏から見れば、明らかに枠上に外れていく軌道だった。ところが、ゴール直前に差し掛かると、ボールが“動いた”。急激にストンと落ち、飛びついた相手GKも届かないところからゴールに吸い込まれた。にわかに信じられないシュートが炸裂。騒然とするスタジアムの中で殊勲の森谷はチームメートにもみくちゃにされた。

 その距離、35メートルのドライブシュート。「ドライブシュート」といえば、世界で大人気の漫画「キャプテン翼」の主人公・大空翼の代名詞として知られる。まるで漫画から飛び出したような場面を紹介したJリーグYoutube公式チャンネルでも大きな話題を呼び、9月度の月間ベストゴールに選出された。

 試合は5-1で大勝。そして、チームは好調を維持し、前日2日の最終節で逆転優勝を飾り、元日本代表MF中村憲剛の男泣きが話題を呼んだ。ついに悲願の初タイトルを起こした川崎。なかでも、森谷のゴールは今季屈指の輝きを放っていた。

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集