ソフトボール選手が放った打球が走行中の車へ…

　米国のソフトボール選手が放った“場外弾”が、走行中の車に直撃する不運の瞬間が現地で話題となっている。弾丸ライナーがぶつかり「バン!!」と音を立てた実際の動画を米メディアが公開。「なぜ車は止まった？」「バットは何製なんだ」などと現地ファンから多数のコメントが寄せられている。

　有り余るパワーがハプニングを生んだ。屋外グラウンドで打撃練習をしているのは、ソフトボール選手のフリップ・ワシントン。左翼奥の道路を車が通過するのを待っているようで「早く行ってくれ!!」と叫んでいる。それでも車がゆっくりと走っていることに、しびれを切らした。下手投げで投じられた球をフルスイング。MLB選手を彷彿とさせるような弾丸ライナーをレフトへ飛ばした。

　打球はものすごい勢いで場外へ。すると、なぜか車は落下地点付近で停車。ボールはそのまま「バン!!」と音を立てて直撃した。周囲が「Oh、No!!」と声を上げる中、打った本人もまさか当たるとは思っていなかったようで、両手を上げて困惑。「なぜそこで止まるんだ？」と呟くしかなかった。

　実際の動画を米スポーツ専門局「ESPN」の情報番組「スポーツセンター」公式インスタグラムが公開している。不運の瞬間には「運転手の過失」「バットは何製なんだ」「誰も話題にしてないけど打球音やばい」「バッターは悪くないよ」「笑う。これは凄い」「不運だ。でもなぜ車は止まった？」「打撃フォームはひどいな（笑）」などと米ファンから様々はコメントが寄せられている。