スパイクはなぜスタンドへ? 試合中に“相棒”を奪われる珍事に衝撃 「異様な光景だ」
ファン騒然「斬新な嫌がらせ」「まさか靴を履かずに試合に立つとは…」
その後、試合は一時中断。バイエンがAZサポーターで埋まったスタンド前に行き、返してくれと言わんばかりに両手を広げてアクションを取ると、サポーターは大盛り上がり。自陣に帰れとでも言うかのように笑顔で手を振り、バイエンは途方に暮れるしかなかった。
最終的にスパイクはピッチ内に戻され、敵ゴールのネットに引っかかった自身の“相棒”をバツが悪そうに拾い上げ、自陣へと戻って行くバイエン。センターサークル付近で、あり得ないとでも言いたそうに首を振りながらスパイクを履き直そうとする姿を「FOXスポーツ」オランダ版がツイッターとインスタグラムに動画で投稿。「アルクマール(AZのホーム)の観衆はペート・バイエンのスパイクとともに彼ら自身のやり方で楽しんでいる」とつづると、ファンもすかさず反応を示した。
「異様な光景だな…」
「斬新な嫌がらせだ」
「彼もまさか靴を履かずに試合に立つとは思ってもみなかっただろう」
「かわいそうだが笑えるな」
まさにアクシデントに見舞われたバイエンは、試合にも0-2で敗戦。“二重苦”を味わった試合として、心に深く刻まれることになってしまった。