スパイクはなぜスタンドへ? 試合中に“相棒”を奪われる珍事に衝撃 「異様な光景だ」
サッカーのオランダ1部・エールディビジで、選手が試合中にスパイクを相手サポーターに“奪われる”事態が発生。哀愁を漂わせながら、ソックスでピッチを行き来する姿を米スポーツ放送局「FOXスポーツ」オランダ版が動画付きで紹介し、ファンの間で「斬新な嫌がらせだ」「かわいそうだが笑える」と注目を集めている。
脱げたスパイクが→相手GK→相手サポーターに渡るまさかの展開
サッカーのオランダ1部・エールディビジで、選手が試合中にスパイクを相手サポーターに“奪われる”事態が発生。哀愁を漂わせながら、ソックスでピッチを行き来する姿を米スポーツ放送局「FOXスポーツ」オランダ版が動画付きで紹介し、ファンの間で「斬新な嫌がらせだ」「かわいそうだが笑える」と注目を集めている。
片足のスパイクを“なくした”選手が、ソックス姿でゴール裏のスタンドに向かって何やらアピールしている。その姿を見て観客は沸き、笑顔で手を振っている。珍事が発生したのは、オランダ1部の第13節・AZ-トゥベンテ戦。しかも、試合中だ。
0-0で迎えた後半10分すぎ、敵地に乗り込んだトゥベンテはAZ陣地に攻め込んだ。ゴールラインを割り、AZボールとなった瞬間、自陣に戻ろうとするトゥベンテのDFペート・バイエンの左足にスパイクがない。プレー中の衝撃で脱げてしまったようだが、前代未聞クラスの事態に発展するのはここからだ。
そのスパイクを誰のものか把握しないまま、AZのGKマルコ・ビゾットがプレーの影響が出ないようにと自身後方のゴール裏スタンド前に除けた。すると――。AZのサポーターがフェンスを降りてスパイクを拾い、自身の席に持ち去ってしまった。