[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

走行車に部品投げつけ 蛮行イタリア人レーサーが引退表明&懺悔「生涯やらない」

海外のレースでの、前代未聞の蛮行が物議を醸している。4日にイタリアのサウス・ガルダ・カート場で開催されたFIA世界カート選手権KZクラスのレース中、接触でリタイアしたドライバーが激怒。走行中の車両に、なんと車両のパーツを投げつけるという危険行為をしでかした。実際の動画に対しSNS上では批判の声が挙がっていたが、海外メディアも「恥ずべきドライバー」「チンピラが引退」など続々と報じている。

イタリア人レーサーの蛮行が海外で波紋を呼んでいる(画像はMotorsport.com公式ツイッターより)
イタリア人レーサーの蛮行が海外で波紋を呼んでいる(画像はMotorsport.com公式ツイッターより)

FIA世界カート選手権で蛮行のコルベリは謝罪

 海外のレースでの、前代未聞の蛮行が物議を醸している。4日にイタリアのサウス・ガルダ・カート場で開催されたFIA世界カート選手権KZクラスのレース中、接触でリタイアしたドライバーが激怒。走行中の車両に、なんと車両のパーツを投げつけるという危険行為をしでかした。実際の動画に対しSNS上では批判の声が挙がっていたが、海外メディアも「恥ずべきドライバー」「チンピラが引退」など続々と報じている。

 危険すぎる行為が各地で注目されている。非難されているのはルカ・コルベリ(イタリア)。接触によりレースを断念し、コース外の芝生からドライバーたちを見つめている。と、次の瞬間だ。手に持っていた車両のバンパー部分を、なんと走行中の車両にめがけて投げつけたのだった。

 当然、関係者に咎められたが、コルベリの怒りは収まらない。レース後には、ピットで他のドライバー目掛けて体当たり。コルベリの父を含む、関係者入り乱れての大乱闘となってしまった。実際の動画が英紙「ザ・サン」のスポーツ専門ツイッターなどで公開されると、海外ファンからは「愚かな行為だね」などと厳しい声が集まっていた。

 元F1王者のジェンソン・バトン氏も自身のツイッターで批判していたが、海外メディアも続々と騒動を報じている。英紙「デイリーメール」は「恥ずべきイタリア人カートドライバーがレース中に他選手へバンパーを投げつけ、ピットで取っ組み合いのけんかを始めた後引退」と見出しを打って記事を掲載している。

 また、ロシア放送局「ロシア・トゥデー」は「『生涯モータースポーツをやらない』:他選手へバンパーを投げつけたカートレースのチンピラが、元F1選手から非難された後引退」との見出しで報道。本人がフェイスブックに掲載した謝罪の言葉も紹介している。

 記事によると、レースからの引退を表明したというコルベリは「自分がやったことに対し、モータースポーツ界に謝罪したい」「私は15年間のキャリアで1度もこんなことはしたことないし、これ以降も誰もこんなことを見なくて済むよう望みます」と綴ったという。レース後、過ちを悟り、審判に対して自身のライセンスを剥奪するように頼んだが「しかし彼らには剥奪する権利がないと言われました」とも記している。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS ACADEMY

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集