英雄が英雄を称える ジーター氏が盟友イチローの金字塔に寄せた言葉とは
大リーグ、マーリンズに所属するイチロー外野手がMLB史上30人目の通算3000安打に到達した。7日(日本時間8日)に行われた敵地でのロッキーズ戦でスタメン出場し、7回に三塁打をマーク。王手をかけていた金字塔を達成し、周囲からスタンディングオベーションで称えられた。
にじみ出る敬意、「この記録は数ある金字塔の1つに過ぎない」
大リーグ、マーリンズに所属するイチロー外野手がMLB史上30人目の通算3000安打に到達した。7日(日本時間8日)に行われた敵地でのロッキーズ戦でスタメン出場し、7回に三塁打をマーク。王手をかけていた金字塔を達成し、周囲からスタンディングオベーションで称えられた。
その直後、即座に祝福のコメントを発表したのはヤンキースでともに戦ったデレク・ジーター氏だった。
自身、歴代6位の通算3465安打を放っている元ヤンキースのキャプテンは盟友の偉業を以下のように称えた。
「友人であり、チームメイトのイチロー、3000安打クラブへの入会、おめでとう。私は敵として対戦する喜び、仲間としてプレーする光栄を両方味わえる幸運に恵まれた。彼にとって野球は単なるスポーツ以上のものであり、職人の工芸品のようなものだ。非常にハードな鍛錬をたゆまず繰り返し、磨き上げてきた。文字通り、真のプロフェッショナル。彼が野球選手として築き上げる遺産の中では、この記録は数ある金字塔の1つに過ぎない」
そのメッセージには盟友イチローへの敬意がにじみ出ていた。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images