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前田健太の投球は「まるでアート」 救援右腕が寄せる厚い信頼「彼は真の投手だよ」

米大リーグ・ツインズの前田健太投手は29日(日本時間30日)、アストロズとのワイルドカードシリーズ初戦に先発予定。レギュラーシーズンは6勝1敗、防御率2.70と先発陣を引っ張った32歳について、同僚のタイラー・ダフィー投手は「ケンタの投球はまるでアート。彼は真の投手だよ」などと称賛。米メディアは「ツインズの懸念だった先発陣は強みに変わった」と大車輪の活躍に注目している。

前田健太【写真:AP】
前田健太【写真:AP】

ポストシーズン第1戦に先発、同僚は投球術を称賛「変幻自在」

 米大リーグ・ツインズの前田健太投手は29日(日本時間30日)、アストロズとのワイルドカードシリーズ初戦に先発予定。レギュラーシーズンは6勝1敗、防御率2.70と先発陣を引っ張った32歳について、同僚のタイラー・ダフィー投手は「ケンタの投球はまるでアート。彼は真の投手だよ」などと称賛。米メディアは「ツインズの懸念だった先発陣は強みに変わった」と大車輪の活躍に注目している。


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 ポストシーズン第1戦の先発が決まるなど、厚い信頼を得ている前田。米紙「スター・トリビューン」は「ケンタ・マエダの登場によりツインズの懸念であった先発陣はむしろ強みに変わった」とその活躍ぶりを特集している。

 チーム最多タイの6勝を挙げた前田は、5勝(4敗)のホセ・ベリオスとともにチームの先発陣を牽引。同紙は「マエダの大車輪の活躍とベリオスの今季終盤の復活を考えたときに、この両者はツインズのポストシーズンに衝撃を与えることになるだろう」と両投手に期待している。

 また、記事では今季22試合に登板し、防御率1.88とリリーフで活躍したダフィーのコメントを紹介。「ケンタの投球はまるでアートなんだ。彼は95マイルの球は投げないだろ? 剛速球を投げているわけでなく、彼は変幻自在に狙ったところに投げ込んでいるんだ。彼は真の投手だよ」と前田の投球術にほれ込んでいるようだ。

「ケンタはシーズンの最初から最後まで星の輝きを見せてくれた」とバロデリ監督も絶賛する前田は、ワイルドカードシリーズ初戦でグリンキーと投げ合う。同紙は「彼(グリンキー)は今季3勝3敗、防御率4.03だった。しかし最近7先発の防御率は5.73だ。2019年のポストシーズンは0勝2敗、防御率4.68だった」と、前田に分があると指摘している。

(THE ANSWER編集部)


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