元バレー日本代表・大山加奈さんが双子の妊娠を発表「ずっとずっと夢見ていました」
女子バレーボールのアテネ五輪代表・大山加奈さんは28日、自身のブログを更新。双子を妊娠中であることを発表した。
ブログで発表「一般的に安定期といわれる時期にはいりましたので…」
女子バレーボールのアテネ五輪代表・大山加奈さんは28日、自身のブログを更新。双子を妊娠中であることを発表した。
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大山さんは「みなさまにこんなご報告をできる日が来ることをずっとずっと夢見ていました…。5回目の結婚記念日を迎えた本日…ふたつの新しい命を授かりましたことをみなさまにご報告させていただきます」と書き出し、妊娠を報告した。
「一般的に安定期といわれる時期にはいりましたのでご報告させていただく運びになりましたがこうしてご報告すべきかどうかとても悩みました。。。」とつづり、「ひとつは双子には安定期がないということでこのような時期に発表して良いのかということ。こちらはお仕事との兼ね合いもあるので発表すべきかなと思い決心しました。現在はかなりセーブさせてもらいながらできる範囲でのお仕事をさせてもらっています」と発表に至った経緯を説明している。
続けて「そして…もうひとつは私自身、長い間不妊治療をしてきて、このような報告に少なからず胸を痛めたり落ち込んだりという経験があるからです。。。フォロワーさんの中には同じように子供を望み頑張っていらっしゃる方やたくさんの涙を流して来られた方がたくさんいらっしゃるのでそういった方たちのことを考えると簡単には妊娠しましたーと発表できないなと…」と複雑な胸中も明かしている。
そのうえで「ただ、みなさんいつも私の望みが叶うようにと応援してくださったり励ましたりしてくださいました。私の分まで神社でお祈りしてくださっている方も…そんな風に応援してくださったみなさまにはちゃんとご報告すべきだと思い今回の発表に至りました」と記している。
さらに「子供を望むすべての方のもとに天使が舞い降りますように。。。そして不妊治療の経済的な負担が減り、金銭面で子供を諦めるようなことがなくなることを心から願います。また不妊治療への理解が進み、治療を頑張っていらっしゃる女性が仕事と治療の両立が叶う優しい社会になりますように」との願いも記した。
最後に「長くなってしまいましたが、コロナ禍の妊娠出産であり、高齢出産、双子のリスクなど不安も多々ありますが、お腹の中のふたりの天使を無事に出産できるよう日々穏やかに過ごしていきたいと思います。温かく見守っていただけたら幸いです」とメッセージを送った。
大山さんは高校時代に全日本に選出され注目を浴びた。2004年にはアテネ五輪に出場。10年に現役を引退。15年に一般男性と結婚している。
(THE ANSWER編集部)