ジーター氏から見るイチローの凄さ 「見過ごされてしまいがち」な能力とは
メジャーリーグで次々と金字塔を打ち立てているマーリンズのイチロー外野手。MLB史上30人目の3000本安打にもついに「1」と迫った。メジャー16年目、42歳にしてなお第一線で活躍しているベテランに関して、元チームメイトであり球界のレジェンドであるデレク・ジーター氏がその凄さについて言及している。
ジーター氏を感服させるイチローの“ある一面”
メジャーリーグで次々と金字塔を打ち立てているマーリンズのイチロー外野手。MLB史上30人目の3000本安打にもついに「1」と迫った。メジャー16年目、42歳にしてなお第一線で活躍しているベテランに関して、元チームメイトであり球界のレジェンドであるデレク・ジーター氏がその凄さについて言及している。
ニューヨーク・ヤンキース一筋で現役生活を終え、「キャプテン」の愛称で親しまれたジーター氏は自身が運営するスポーツ専門メディア「プレーヤーズ・トリビューン」にイチローに関するコラムを寄稿。「3000本以上のもの」とのタイトルで、2012年途中から2014年シーズンまでともにプレーした盟友への思いを綴っている。
「私が何よりもイチローについて称賛したいことは、一貫性ということに関するモデルであるということだ。自分の中では、一貫性とは世の中の人々にとって最も過小評価されている能力の一つだ。それは(その人が)いなくなるまで、見過ごされてしまいがちだが、重要なものなんだ」
ジーター氏はイチローが持つ特筆すべき資質について、そう評している。コラムの中で、同選手が備える高度な打撃技術、スピード、強肩、隠れた長打力についても触れてはいるが、そのブレない姿勢が最も同氏の心を打っているようだ。