昨年GG賞のウォンと守備率最高のデヨングがコンビプレー披露

　米大リーグ・カージナルスの二遊間が見事な連係を披露し、注目を浴びている。14日（日本時間15日）のブルワーズとのダブルヘッダー第1戦、二塁手のコールテン・ウォンと遊撃手のポール・デヨングが“アライバ”の如く速やかな連係でフォースアウトを記録。球団公式ツイッターが動画を公開すると、名手2人のプレーに米ファンから「見ていて爽快！」「ゴールドグラブ賞、異議なし」などと反響が寄せられている。

　見事な連係だ。0-0で迎えた6回2死一、二塁のピンチ。センター前へ抜けようかという打球に対し、二塁ベース寄りに守っていたセカンドのウォンが反応した。本来なら遊撃手の守備範囲と言える位置で捕球すると、近づいてきたショートのデヨングにすかさずトス。掴んだデヨングは二塁ベースに走者より先に到達し、間一髪アウトとした。

　かつて日本でお馴染みだった中日の荒木＆井端の“アライバ”コンビを彷彿とさせる二遊間のプレーだ。実際の動画をカージナルス公式ツイッターが公開。米ファンからは「見ていて爽快！　コールテン、凄いよ！」「こいつはゴールドグラブ賞もの」「どんどん調子を上げて！」「ゴールドグラブ賞、異議なし」「このプレーはたまらない！」「なんてプレーだ」などと反響が寄せられている。

　29歳のウォンは昨年ゴールドグラブ賞を初受賞。27歳のデヨングも遊撃手としての守備率は昨年.989で両リーグ最高だった。