YBNコーデーが客席で観戦、優勝の瞬間のリアクションが話題に

　テニスの4大大会・全米オープンは12日（日本時間13日）、女子シングルス決勝で世界ランク9位の大坂なおみ（日清食品）が世界ランク27位のビクトリア・アザレンカ（ベラルーシ）を1-6、6-3、6-3で破り、2年ぶりの優勝を飾った。この試合は恋人の人気ラッパーYBNコーデーが客席で観戦。米国で人気者とあって、米メディアは決着の瞬間、大坂以上のリアクションで歓喜を爆発させた場面をクローズアップした。実際のシーンにファンからは「良いリアクションだ」との声が上がっている。

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　恋人にとっても最高の瞬間だった。マッチポイント、長いラリーの末に迎えた決着。大坂が歓喜の声を上げた場面、客席にいたYBNコーデーも感情が爆発した。黒のTシャツにマスク姿で観戦。祈るように両手を顔の前で組み、首を左右に振りながらボールの行方を追う。そして、大坂の優勝が決まると途端に立ち上がり、腕で胸を2度叩き、両手を振りかざして喜びを表現。コート上の大坂以上のリアクションだった。

　米スポーツ専門局「ESPN」のスポーツ情報番組「スポーツセンター」公式インスタグラムはその様子をじーっと映像を動画付きで公開。「ナオミ・オオサカが全米オープン優勝を果たした。そして彼氏のコーデーは祝福の為にそこにいた」と紹介した。

　コメント欄には「付き合っているなんて知らなかった」「いつから付き合っているんだ？」というファンもいたが「まるで兄妹」「髪型も似てるね！」「良いリアクションだ」「コーデーはハイテンションになっているね」と反響が続々。一方で「defund the police（警察の予算を削減せよ）」と政治的メッセージが記されたTシャツを着用しており、一部では「なんておかしいTシャツだ」との声もあった。

　試合後はコーチらとともに記念撮影に納まったコーデー。大坂がSNSで2ショットを公開し、交際を正式に明らかにしたのは1年前のこと。以降、初めて制したグランドスラムとあって喜びも格別だったようだ。