大坂なおみ、2時間33分激闘で炸裂の“鋭角ウィナー”に実況ポツリ「美しいショット」
テニスの4大大会・全米オープンは4日(日本時間5日)、女子シングルス3回戦で世界ランク9位の大坂なおみ(日清食品)が同137位の18歳マルタ・コスチュク(ウクライナ)に6-3、6-7、6-2で競り勝ち、2時間33分の激闘を制した。最後は大坂の底力が光った一戦だったが、第2セットには圧巻のパッシングショットが炸裂。実況も思わず「美しいショット」と唸った一撃を大会公式ツイッターが称賛とともに紹介し、海外ファンの視線を集めた。
相手も触れないパッシングショット、大会公式SNSも称賛
テニスの4大大会・全米オープンは4日(日本時間5日)、女子シングルス3回戦で世界ランク9位の大坂なおみ(日清食品)が同137位の18歳マルタ・コスチュク(ウクライナ)に6-3、6-7、6-2で競り勝ち、2時間33分の激闘を制した。最後は大坂の底力が光った一戦だったが、第2セットには圧巻のパッシングショットが炸裂。実況も思わず「美しいショット」と唸った一撃を大会公式ツイッターが称賛とともに紹介し、海外ファンの視線を集めた。
これぞ大坂だ。第2セット第2ゲーム、コスチュクのサービスからバックサイドを突かれた大坂は、続けてフォアサイドに大きく走らされた。これを見てコスチュクは前進し、ネット際に。形勢は不利とみられたが、次の瞬間だ。懸命に走って追いつくと、強烈なフォアハンドをクロスに一閃。脇を突かれた強烈なショットにコスチュクも触ることすらできない。圧巻のウィナーとなった。
その途端に、実況の女性アナウンサーは「美しいショットです、ナオミ・オオサカ」とポツリ。大会公式ツイッターは「これはオオサカの世界で、我々はその中に生きているだけ」と称賛とともに動画付きで実際のシーンを紹介すると、海外ファンからは「本当にその通り!」「頑張れ、ナオミ・オオサカ」「確かにそうだ!」と同調の声が上がっていた。
16強入りを決め、次戦は世界ランク21位のアネット・コンタベイト(エストニア)と対戦する大坂。2時間33分に及んだ苦しい一戦をモノにしたことを弾みにして、2年ぶりの優勝へ突き進む。
(THE ANSWER編集部)