卓球が世界ランキングの新システム導入 順位は成績上位8大会のポイントで決定
試合に負けるとポイントが減る現行システムは改定 年代別カテゴリー制も導入
【3】
(変更前)
勝てばレーティングポイントは増え、負ければ減る
(変更後)
試合に負けてもポイントは減らない
【4】
(変更前)
ボーナスポイントは大会の格付けと大会の成績に基づく
(変更後)
ボーナスポイントは大会ごとに設けられたポイント表に基づく
【5】
(変更前)
年間トータルのポイント数によって多いほうが上位
(変更後)
年間で良かった順に8つの結果のみ対象となる
【6】
(新規)
年代別カテゴリーごとにランキング表は分けられ、そのカテゴリーでの成績のみ反映される
【7】
(新規)
怪我や妊娠といったケースには特別なシードが与えられる
過去に手にしたポイントが大きな力を持つ現行システムから、より大会での成績が重視されるシステムへの変更。現在、男子世界ランク5位の丹羽孝希(スヴェンソン)や同6位の水谷隼(木下グループ)、同16位の14歳・張本智和(エリートアカデミー)、女子では中国勢に次ぐ4位の石川佳純(全農)、同5位の平野美宇(エリートアカデミー)、同6位の伊藤美誠(スターツSC)ら上位ランカーたちがそれぞれどの位置に顔を出すのか。新システム導入後の熱い戦いからも目が離せない。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer