米ツアー開幕前日のラウンドで衝撃ショット

　米男子ゴルフツアーのBMW選手権は27日（日本時間28日）、第1ラウンドが行われる。開幕前日の26日（同27日）にはマッチプレーチャレンジが行われ、世界ランク8位の飛ばし屋ブライソン・デシャンボー（米国）が圧巻の400ヤード級ショットを披露。同伴競技者からも思わず感嘆の声が漏れた一打を、PGAツアー公式ツイッターが動画付きで公開している。

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　圧巻のパワーが炸裂した。本番前の最終調整も兼ねたラウンド。444ヤードの10番パー4だ。デシャンボーはドライバーをこれでもかとマン振り。弾けんばかりの勢いで飛び出したボールは高々と舞い上がり、キャリーとランでグリーン手前の花道まで運んだ。1オンこそ惜しくも逃したが、400ヤードは飛んでいそうな、衝撃の飛距離だった。

　これには同伴競技者も仰天するしかなかった。ケビン・ナは「これは…」と絶句。さらに対戦相手のマックス・ホーマが「凄いショットだ」「グリーンのそばじゃないか」と漏らすと、ナは「ちょっと、あれは異常だったよ」「ボールスピードは190マイル（約306キロ）中盤はあったはずだぞ」と驚きを隠せない様子だ。

　これぞデシャンボーという一打。PGAツアーは「444ヤードの10番ホール。デシャンボーはもう少しでグリーンというところまで届いた」とキャプションをつけて、衝撃ショットを映像付きで脚光を浴びせている。

　デシャンボーは初日、全米プロを制した世界ランク5位の新星コリン・モリカワ（米国）、前週2位に入ったハリス・イングリッシュ（同）と同組。注目のラウンドになりそうだ。