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フェデラーが“相棒”を生涯変えない理由 その「出会い」と「ヒーロー」の存在

今年の男子テニスで全豪オープン、ウィンブルドンを制覇したロジャー・フェデラー(スイス)は完全復活を印象づけた1年となった。Nittoツアーファイナルズで充実のシーズンを締めくくる戦いに臨むが、王者の愛用するラケットとして有名なのは「ウィルソン」だ。両者は莫大な額で“終身契約”を結んでいることは知られる話だが、英紙「エクスプレス」がその理由を報じている。

生涯契約を結ぶ「ウィルソン」、お金じゃない両者の“なれそめ”とは?

 今年の男子テニスで全豪オープン、ウィンブルドンを制覇したロジャー・フェデラー(スイス)は完全復活を印象づけた1年となった。Nittoツアーファイナルズで充実のシーズンを締めくくる戦いに臨むが、王者の愛用するラケットとして有名なのは「ウィルソン」だ。両者は莫大な額で“終身契約”を結んでいることは知られる話だが、英紙「エクスプレス」がその理由を報じている。

 フェデラーのオールラウンドプレーを可能にする“相棒”のウィルソン。同社は06年に生涯契約のスポンサーシップを結んだことが当時話題となった。

 フェデラーが現役引退した後も会社のアンバサダーとして活動していくといったもので、その正式額は明かされていない。ただ、昨年フェデラーが手にしたスポンサー収入が約5000万ドル(約60億円)だったことを踏まえれば、ウィルソンもしかるべき額を払っているとみるのが自然だ。

 とはいえ、王者は金額面でウィルソンのラケットを選んでいるわけではないようだ。同紙は両者の“なれそめ”を紹介している。

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