八村塁を「もう一度ドラフト指名するなら…」 米スカウトは全体3、4位相当と“上方修正”
米プロバスケットボール(NBA)ウィザーズの八村塁はルーキーシーズンの今季、1試合平均13.5得点、6.1リバウンド、1.8アシストという結果を残した。昨年のドラフトでは全体9位指名だったが、レギュラーシーズン終了時点でNBAスカウトは「ドラフト3~4位相当」と実力を分析。一気に評価を高めている。米地元紙「マイアミ・ヘラルド」が報じている。
八村に対するNBAスカウトの評価を米紙報道
米プロバスケットボール(NBA)ウィザーズの八村塁はルーキーシーズンの今季、1試合平均13.5得点、6.1リバウンド、1.8アシストという結果を残した。昨年のドラフトでは全体9位指名だったが、レギュラーシーズン終了時点でNBAスカウトは「ドラフト3~4位相当」と実力を分析。一気に評価を高めている。米地元紙「マイアミ・ヘラルド」が報じている。
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新型コロナウイルスの感染拡大の直撃を受けたNBAシーズンで、ルーキーたちが躍動した。特にドラフト全体13位でヒートに入団したタイラー・ヒーローは、オーランド集中開催となった終盤戦に爆発。7試合で平均17.4得点、5.1リバウンド、3.9アシスト、フィールドゴール成功率53%、3ポイント成功率37.8%と躍進している。
ヒーローとともに下克上を成し遂げたのは八村だった。記事では、あるNBAベテランスカウトの分析を紹介。「もう一度ドラフト指名するなら、彼はヒーローを3位か4位で指名するだろうと言っていた。(彼はハチムラと五分五分と言っていた)」と報じている。全体9位指名だった八村だが、新人トップ3に相応しい実力とポテンシャルを示したとスカウトは分析していたという。
記事に登場した、もう1人のスカウトの評価も高い。1位はペリカンズのザイオン・ウィリアムソン、2位はグリズリーズのジャ・モラント、3位はニックスのR・Jバレットと実際の指名順通りだったが、4位に八村、5位がヒーローという指名順だった。
日本人史上初となる一桁指名という快挙を実現した八村だが、ルーキーシーズン終了時点では、それすらも過小評価だったと考えるスカウトもいるようだ。
(THE ANSWER編集部)