大谷翔平、127m豪快弾に米識者も注目「打者オオタニは爆発中」「イグチに並んだ」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が10日(日本時間11日)、アスレチックス戦に「5番・指名打者」で先発出場。6回の第4打席で、同点の4号2ランを放った。打球速度178キロ、飛距離127メートルの一撃に米メディアも「バッター・大谷ならいまだに爆発中だ」などと注目している。
アスレチックス戦の第4打席で同点2ラン、井口に並ぶMLB通算44号
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が10日(日本時間11日)、アスレチックス戦に「5番・指名打者」で先発出場。6回の第4打席で、同点の4号2ランを放った。打球速度178キロ、飛距離127メートルの一撃に米メディアも「バッター・大谷ならいまだに爆発中だ」などと注目している。
初球、真ん中に入った1球を逃さなかった。大谷は2点を追う6回1死一塁、トリビノが投じた甘い96マイル(約154キロ)をノーステップ打法で捉えた。強烈に打ち返した打球はぐんぐん伸び、中堅フェンスを越えた。打球速度は110.4マイル(約178キロ)、飛距離417フィート(約127メートル)の同点2ランだった。
強烈な打球に、米識者も驚きを隠せない。MLBネットワーク・スポーツキャスターのクリス・ローズ氏は「ピッチャー・オオタニが棚上げされていることに驚いている人はまだいる? でも、バッター・オオタニならいまだに爆発中だ」とツイッターにつづり、今季は野手専念となった大谷の一発に注目していた。
MLB公式で主にスタットキャストを担当しているデビッド・アドラー記者も「オオタニが一直線でセンターへ。95.8マイルの速球を110.4マイルで打ち返す」とツイッターで言及。AP通信のジョー・リーディー記者は「これでメジャー通算44号となり、イグチに並んだ」と、ホワイトソックスなどで活躍した現ロッテ監督の井口資仁に並んだことを伝えていた。
大谷は第3打席でマクファーランドから、対左腕の今季初安打となる右翼への二塁打を放っていた。試合は大谷の2ランで9-9の振り出しとなると、8回にトラウトのこの日2本目となる7号ソロが飛び出し、エンゼルスが10-9で勝利した。
(THE ANSWER編集部)