打者が飛んだ! 二塁手も飛んだ!? 「小さな巨人」の“競争ダイブ”に本拠地熱狂
本拠地は熱狂…自分の位置、走者の状況の的確な判断で生まれた美技
ワンバウンドの送球を二塁ベースに背中を向けて捕球した「小さな巨人」は、すぐさま反転して頭からベースに突っ込んだ。猛スピードで滑り込んで同じように頭から突っ込んできた俊足プイグと互いにダイビングのような形に。しかし、間一髪で速かったのはアルトゥーベのタッチだった。
プイグの体にグラブを当て、二塁塁審はアウトをコール。二塁打の窮地を一転してアウトに仕留めたダイビングタッチに本拠地は熱狂に包まれた。
一連の模様をMLB公式ツイッターは、動画をつけて「スロー、タッチ、なんてプレーだ!」と興奮気味に速報。映像を見ると、アルトゥーベは捕球してからものの0.5秒で反転して飛び込み、プイグにタッチ。自分の位置と打者走者の状況を的確に判断しながら演じた美技にファンから多くの反響を呼んでいた。
反撃の芽を摘んだファインプレーにより、チームはこの回、無失点。チームも5-3で勝利し、対戦成績を2勝1敗とリードした。強打のアストロズだが、プレーオフは要所で守備の良さが目立つ。好守ががっちりかみ合い、世界一の称号をつかみ取ろうとしている。