甦った63年前の伝説― 中堅手が超絶「ザ・キャッチ」で絶賛の嵐「凄まじい救助だ」
バーランダー救う救う超美技に絶賛の嵐…甦る1954年前の伝説の名プレー「ザ・キャッチ」
熱狂に包まれたスタジアム。FOXスポーツMLB公式ツイッターは「スーパースプリンガー! なんてキャッチなんだ!」と動画付きで紹介。すると、映像を見たファンから「ナイスプレー! JV(バーランダー)がシャットダウンできた」「もはや、彼にとってはルーティーン」「スプリンガーによる凄まじい救助だ」「彼はビックリするような存在だ」と絶賛の嵐となった。
ポストシーズンでの中堅手のスーパーキャッチといえば、史上最高のセンターと評されたジャイアンツのウィリー・メイズが演じた1954年のワールドシリーズ。ヤンキース戦で背走しながら、後ろ向きにキャッチしたプレーは「The catch(ザ・キャッチ)」との異名がつき、今なお語り継がれるプレーだが、伝説の名プレーを再現するかのような超絶美技だった。
捕球できていなければ、2者が生還し、なおも一打同点のピンチを招いていただろう。この日最大の窮地の芽を摘み、このイニングを無失点。勢いに乗ったチームは7-1と快勝し、対戦成績を3勝3敗のタイとした。この日は初回に遊撃手コレアが超人的な“逆回転スロー”から併殺を完成させるなど、美技が次々と決まった。
神懸かり的な好守の連発でリーグ優勝に逆王手をかけたアストロズ。勢いそのままに、ワールドシリーズ切符も掴みにいく。