ウッズ、黒人死亡事件で心中告白 暴徒化する母国を憂慮「痛ましい悲劇は一線越えた」
男子ゴルフのタイガー・ウッズ(米国)が自身のインスタグラムとツイッターを更新。白人警官の不当な暴力によってジョージ・フロイドさんが亡くなったことで、米国では抗議デモが起きているが、ウッズは「痛ましい悲劇は一線を越えてしまった」などと記している。
タイガー・ウッズがSNSを更新、抗議デモに持論
男子ゴルフのタイガー・ウッズ(米国)が自身のインスタグラムとツイッターを更新。白人警官の不当な暴力によってジョージ・フロイドさんが亡くなったことで、米国では抗議デモが起きているが、ウッズは「痛ましい悲劇は一線を越えてしまった」などと記している。
各地で人種差別への抗議デモが起きている米国。ミネソタ州ミネアポリスでは、拘束されたフロイドさんが白人警官に首を膝で圧迫されて窒息死した。抗議デモのきっかけの一つとなり、混乱を招いている。そんな中、タイガーはSNSに1枚の画像を公開。画像にはこうつづられている。
「ジョージ・フロイド氏にお悔やみ申し上げます。彼を愛していた人、そして私たちは今、心を痛めています。私は常に、法の持つ力に最大限の敬意を払ってきました。いつ・どこで・どのように力を使うかということを、法は理解させてくれるからです。
ただ、今回の痛ましい悲劇は、その一線を越えてしまいました。ロサンゼルス暴動のことは覚えていますし、その時、教育こそ最善の道だと学んだつもりです。私たちは隣近所の家を燃やさずとも正しいことを証明することができます。そして、建設的で率直な議論を通し、より安全で団結した社会を築き上げられると願っています」
各地で激しいデモが起きている状況。スポーツ界でも各競技の選手たちが心中を明かす中、ウッズも母国の様子を憂いているようだ。
(THE ANSWER編集部)