イチロー、輝かしいキャリアの裏に苦い過去 「救ってくれた」存在とは
チームメイトが“敵”に思える時期も
また、スウィーニーはイチローと同じ年齢で09年から10年までマリナーズに所属。イバニェスは2004年から2008年までイチローとともにプレーしている。
イチローは「救ってくれたとはどういうことでしょうか?」との問いかけに、勝てなかったマリナーズ時代の壮絶な環境を明らかにしている。
「同じチームで同じユニホームを着ていても、敵のように思える時期がありました。その時期に彼らは僕を救ってくれたのです」
記事ではこのコメントについて「イチローはこの後にこう説明してくれた。マリナーズ在籍中にチームが良い成績を残せかった時期があった、しかし彼はオールスターに選出され、ゴールドグラブ賞を受賞した。同僚は彼を利己的だと見なし、自分自身の栄誉についてしか考えていないとも話していた。だが、グリフィー、スウィーニー、イバニェスやってた来た。彼らはイチローのために立ち上がってくれた。そして、チームメイトに自分のプレーについてまず心配しろと促してくれた、のだと」と補足している。