日本から世界へ ブラジル代表の元Jリーガーが凱旋「積み上げた思い出は人生そのもの」
サッカーのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝、浦和レッズ対上海上港の第2戦は18日に埼玉スタジアム2002で行われる。決勝進出を懸けた一戦を前に、かつてJリーグに所属した上海上港の元ブラジル代表FWフッキは、 “凱旋”に際してアジアサッカー連盟(AFC)公式サイトで「日本は常に心の中にある」と語った。
18日にACL準決勝第2戦開催…上海上港FWフッキが日本を語る「常に心の中にある」
サッカーのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝、浦和レッズ対上海上港の第2戦は18日に埼玉スタジアム2002で行われる。決勝進出を懸けた一戦を前に、かつてJリーグに所属した上海上港の元ブラジル代表FWフッキは、 “凱旋”に際してアジアサッカー連盟(AFC)公式サイトで「日本は常に心の中にある」と語った。
9月27日の準決勝第1戦では、前半15分にフッキの左足が炸裂。ゴールから約25メートルの位置で左足を強振すると、地を這うような弾道のシュートが浦和ゴールに突き刺さった。AFC公式ツイッターも「雷のような一撃」と称える得点で先制したが、同27分に浦和のMF柏木陽介がボレーで同点弾を決め、結局、試合は1-1で終了した。
フッキは2005年に初来日し、川崎フロンターレ、(北海道)コンサドーレ札幌、東京ヴェルディに在籍。2008年夏にポルトガルの強豪ポルトへ移籍するまで、Jリーグで約3年半プレーした経験を持つ。ACL制覇を果たした2007年以来の決勝進出を目指す浦和の地に乗り込む31歳のブラジル人FWを、AFC公式サイトは「日本は常にフッキにとって特別なもの」と見出しを打って特集。元Jリーガーの“心の声”を掲載している。
「僕はとても若い時に日本に足を運んだ。ちょうど18歳の時だ。僕の日本で積み上げた思い出は、サッカーから来るものだけでなく、人生そのものなんだ。だから、日本は常に心の中にあるし、日本で過ごした時間は僕にとって最高の思い出だ。僕の覚えている限り、日本でプレーした最後の試合は東京ヴェルディの一員として戦った浦和レッズ戦なんだ。そして、僕はその試合でゴールを決めたのさ!」