ブライアント氏もMVP受賞を目指して精進するようにメッセージを送るほどの逸材

　アデトクンボは2013年のデビューから驚異的なスピードで成長を続け、今や押しも押されもせぬバックスの看板選手に成長。身長211センチの長身ながら司令塔役のポイントガードまで4つのポジションをこなすオールラウンダーで、昨季は平均22.9得点、8.8リバウンド、5.4アシストと自己最高の成績を残した。初のオールスター出場も果たした22歳について、デュラントはNBA史上最高の選手になれる可能性があるとしている。

「史上最高の選手になれるかもしれない」

　アデトクンボが今年6月に最も成長した選手に贈られるMIPを受賞した際、デュラントは「僕らがこれまで見たことがないような才能の持ち主だ。いつの日か、MVPになることは保証されている」とメッセージを送ったほど高く評価。今夏には、ロサンゼルス・レイカーズで活躍した“レジェンド”のコビー・ブライアント氏も自身のツイッターで「MVP」と投稿し、最高の栄誉を目指して精進するように促している。

　新旧のスーパースターが注目するギリシャ出身の万能戦士から、今季も目が離せない。