今季は怪我に苦しみ不調も、来年なら「夢を残すチャンスとなっている」

「今年の年明けから、ウッズは背中の怪我と低調なパフォーマンスに悩まされていた。また、多くのポイントを獲得し損ねてしまうにもかかわらず、3月のプレーヤーズ選手権も不参加を決めている」

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　確かにウッズは今年に入ってからは2試合に出場しただけで、最高成績はファーマーズインシュランスオープンの9位。怪我に苦しみ本調子とは程遠かった。それだけに2021年の開催となれば、追い風になるとみている。

「そのため、五輪の延期は現在44歳のウッズにとっては夢を残すチャンスとなっているのである」

　1年の延期がアスリートに与える影響は大きい。「今まで五輪に出場したことはないし、かといって今後出場できるチャンスもそう多くないと思っている」と語っていたという、ウッズにとっては年齢的にも東京がラストチャンスとなる可能性も高い。この期間を休養にあて、再び帰ってきた強いウッズが五輪の舞台に立てるのだろうか。