志望届締切まであと3日 「ドラフト1位指名」を掴む“12人の逸材”は誰?
大学生野手で唯一、1位候補に挙がる逸材は? 社会人には即戦力候補の投手も…
大学生の野手では唯一、1位候補に挙がりそうな逸材がいる。慶大の岩見雅紀外野手だ。エルドレッド、バレンティンというNPBのスラッカーになぞらえられる右の大砲は目下、東京六大学リーグ史上初の5試合連発中。通算20発を放っており、長打力不足の球団から手が伸びそうな選手だ。
一方、社会人では田嶋以外にも即戦力候補はいる。スカウト陣で評価が高いのは、日立製作所の鈴木康平投手、ホンダの永野将司投手、ヤマハ・鈴木博志投手といった面々。即戦力の一本釣りを狙う可能性もゼロではない。
ここまでで11人。以下はあるパ・リーグ球団スカウトが「今年は12人の1位候補が揃えるのに厳しい」と指摘する通り、読みづらい。競合入札後の候補になるが、高校NO1右腕と推す声も強い青藍泰斗・石川翔投手、東大史上6人目という話題性がある150キロ左腕・宮台康平投手の指名もゼロではない。
栄えあるドラフト1位の指名を受けられるのは、わずか12人。ここから各球団は直前まで慎重に指名を検討することになるだろう。果たして、誰が真っ先に名前を呼ばれるのか。今からドラフト会議が待ち遠しい。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer