「新型コロナは多くの家族壊した」 感染の祖父が死去、現役NBA選手が悲痛な訴え
米プロバスケットボール(NBA)のキングスに所属するカイル・ガイが、自身の祖父が新型コロナウイルス感染により、他界したことを報告した。ガイの「皆さんが真剣に受け止めてくれることを切に願う」という悲痛な呼びかけを、米メディアが報じている。
キングスのガイが祖父の死を報告「真剣に受け止めて」
米プロバスケットボール(NBA)のキングスに所属するカイル・ガイが、自身の祖父が新型コロナウイルス感染により、他界したことを報告した。ガイの「皆さんが真剣に受け止めてくれることを切に願う」という悲痛な呼びかけを、米メディアが報じている。
米バージニア州のニュースメディア「abc 8 ニュース」によると、ガイは現地時間3日にツイッター、インスタグラムでこのように報告しているという。
「昨夜、新型コロナウイルスが僕のおじいちゃんを連れ去っていったよ。(彼が)死んでしまったという運命は、飲み込むのが難しい薬のようなもの。前は通りを下った所に住んでいたけど、今は毎日一緒だったのに」
悲しみにあふれた言葉で祖父の死を伝えているガイ。続けて、世界的に感染が拡大する新型コロナウイルスに対する心構えを悲痛に訴えている。
「新型コロナウイルスは多くの家族を壊しました。皆さんがこれを真剣に受け止めてくれることを切に願います。また、こうした事態がきっかけで目が覚めるということがないように」
「無事でいて。そして、世界的なパンデミックのための対策に耳を傾け続けて。この状況を乗り越えよう」
ガイは2019年のNCAAトーナメント(全米大学選手権)でバージニア大にタイトルをもたらす活躍を見せ、最優秀選手に選ばれている22歳。昨年のドラフトでキングスに全体55位指名され、ルーキーシーズンの今季は2試合に出場していた。
(THE ANSWER編集部)