2018年MLSデビュー、いきなり2得点に米メディア「忘れることなかれ」

　海外サッカーのイタリア1部セリエA・ACミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ。2018年には米MLS（メジャーリーグサッカー）に挑戦した男に、米メディアが再注目している。ロサンゼルス・ギャラクシーでのデビュー戦は、約35メートルの超ロングシュートをぶち込むなど、20分間で2ゴール。インスタグラムに実際の動画が投稿されると「MLS史上最高の選手」「神だ！」など称賛のコメントが相次いだ。

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　驚きの全米デビューだった。現地時間2018年3月31日。ロサンゼルスFC戦に2-3の後半26分から途中出場したイブラは32分、味方が前線へ跳ね返したルーズボールに反応。ゴールまで約35メートルはあったが、ボールの落ち際に右足を振りぬいた。強烈な一撃は、GKの頭上を越えて落ちながらゴールネットへ。鮮やか過ぎるゴールに、思わず服を脱いで歓喜した。

　まだ終わらない。同点となったアディショナルタイムには、クロスボールにヘディングで決勝ゴール。20分で2ゴールという満点デビューに、観客も実況も大興奮の様子だった。

　米ESPNのスポーツ情報番組「スポーツセンター」は実際の動画をインスタグラムに公開。「ズラタンが3-1とリードされた場面でデビューし、すぐさま（MLSを）乗っ取ったことを決して忘れることなかれ。伝説だ」とつづられた投稿には、ファンから称賛のコメントが続出した。

「MLS史上最高の選手」
「文字通り試合の流れを変えた男だ」
「ズラタンはどうかしているよ」
「神だ！！！」
「イブラヒモビッチ、お前は正気か！！！」
「ここまで観衆が集まることはもう二度とないだろう」
「イブラ以外は子供」

　海外報道によると、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、イタリアの病院を支援するため基金を設立したといいうイブラ。再脚光を浴びているゴールのような、鮮やかなプレーを早く観られるよう祈りたい。