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実写版「キャプ翼」!? 川崎MFが“大空翼”級の35mドライブシュート ファン衝撃

J1第28節は30日、川崎がC大阪戦(等々力)に5-1で大勝した。怒涛のゴールラッシュの中で、まるで“大空翼”級のドライブシュートが決まり、Jリーグ公式Youtubeチャンネルも衝撃の瞬間を公開。ファンに反響を呼んでいる。

川崎MF森谷、明らかに枠上に外れる軌道から急激ドライブ弾…キャプ翼の世界が現実に!?

 J1第28節は30日、川崎がC大阪戦(等々力)に5-1で大勝した。怒涛のゴールラッシュの中で、まるで“大空翼”級のドライブシュートが決まり、Jリーグ公式Youtubeチャンネルも衝撃の瞬間を公開。ファンに反響を呼んでいる。

「キャプテン翼」の世界が現実になったかのようだった。驚異のシュートを決めたのは川崎MF森谷賢太郎だ。

 3-0で迎えた後半13分だった。森谷は敵陣中央付近でMF家長から横パスを受けた。ゴールに向かって前進するが、相手マークの寄せが甘く、前方にスペースが生まれた。それもそのはず。ゴールまで約35メートルまでの距離。警戒は薄かった。しかし、森谷は臆することなく、右足を豪快に振り抜くと、驚愕のシュートが生まれた。

 打った瞬間、ボールは高く上がりすぎた。ゴール裏から見れば、明らかに枠上に外れていく軌道だった。ところが、ゴール直前に差し掛かると、ボールが“動いた”。急激にストンと落ち、飛びついた相手GKも届かないところからゴールに吸い込まれた。驚愕のシュートが炸裂。騒然とするスタジアムの中で殊勲の森谷はチームメートにもみくちゃにされた。

 その距離、35メートルのドライブシュート。「ドライブシュート」といえば、世界で大人気の漫画「キャプテン翼」の主人公・大空翼の代名詞として知られる。まるで漫画から飛び出したような場面を紹介したJリーグYoutube公式チャンネルでも、ファンに衝撃が広がっていた。

 初めて日本代表入りしたDF車屋に注目が寄せられていた一戦。日本中に驚きを巻き起こした森谷のゴールは、5発のゴールラッシュの中でも、断トツの輝きを放っていた。

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