アメリカに元世界NO1あり ブラジルが誇る天才、「イチ押し」豪快弾で限界説一蹴
かつてのバロンドーラーにファンも称賛「美しきカカ」「素晴らしいタッチ」
イタリアの名門ACミラン、スペインの強豪レアル・マドリードで活躍したカカは、2007年にヨーロッパの年間最優秀選手に贈られる「バロンドール」を獲得するなど、世界NO1プレーヤーとして認められた。ブラジル代表としても、02年の日韓ワールドカップやアンダー世代でもU-17ワールドカップを制するなど数々のタイトルをゲット。2015年にプレーの場をアメリカに移したが、翌年には34歳で代表復帰を果たし、35歳となった今も観客を魅了し続けている。
MLS公式サイトによれば、カカは試合後に「アメージングなゴールだった。僕のイチ押し。そう言えるね。あんなゴールを決められて、そしてチームのこういう形での勝利に貢献できてすごく嬉しい」と話したという。また、ジェイソン・クライス監督も「疑いないね。リーグで一番成功したチームを見渡せば、一つ共通している。チームのビッグプレーヤーが大きなプレーをシーズン通してしているんだ」とベテランを称えた。
スーパーゴールの動画が公開されたMLSの公式インスタグラムには、ファンから「まだいける、美しきカカ!」「綺麗なゴール、素晴らしいタッチ」「MVPはカカ。私のアイドル」「最高」といった感嘆のメッセージが寄せられている。
ブラジルが誇る天才の辞書に、「衰え」の二文字はないようだ。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer