矢のような送球炸裂 22歳外野手の“レーザービーム”が話題「救援投手が1人増えた」
米大リーグでこれぞまさに“レーザービーム”というプレーが飛び出した。中堅手が本塁に時速159キロのノーバウンド送球を見せて走者を刺し、MLBが公式ツイッターでキャッチからアウトまでの一部始終を動画付きで紹介。ファンからの感嘆の声が広がっている。
ドジャースの22歳ベリンジャーがセンターから本塁にノーバン送球でアウト
米大リーグでこれぞまさに“レーザービーム”というプレーが飛び出した。中堅手が本塁に時速159キロのノーバウンド送球を見せて走者を刺し、MLBが公式ツイッターでキャッチからアウトまでの一部始終を動画付きで紹介。ファンからの感嘆の声が広がっている。
矢のような送球とはこういうことを言うのだろう。驚異の強肩を披露したのは、ドジャースのコディ・ベリンジャー外野手だ。
26日(日本時間27日)のパドレス戦。5-2で迎えた7回表2死二塁の場面だった。パドレスはハンター・レンフロー外野手がセンター前に打ち返すと、三塁コーチは腕を大きく回して二塁走者に三塁を蹴って本塁に向かうように指示を出した。しかし、センターを守っていたベリンジャーはボールを捕球すると強肩を披露。矢のような送球はノーバウンドで捕手のミットに届き、二塁走者をアウトに仕留めた。
この瞬間、記録されたスピードが衝撃を与えた。MLB公式ツイッターによると、ベリンジャーの送球は時速98.9マイル(159キロ)を計測したという。昨年7月の試合には、MLBの情報解析システム「スタッツ・キャスト」の分析で、マーリンズのイチロー外野手がレフトから本塁への送球時に時速91・6マイル(約147キロ)を叩き出したが、年齢こそ大きく違えど、それを大きく上回る衝撃の数値を記録した。