まるで背中に目? 103キロの巨漢一塁手が“美しき背面トス”に球場騒然
米大リーグで鮮やかな背面トスを決めた191センチ、103キロの巨漢一塁手が登場。MLB公式がツイッターに動画付きで紹介し、反響を呼んでいる。
ナショナルズのジマーマン、ボテボテのゴロを素手捕球→背面トスの美技炸裂
米大リーグで鮮やかな背面トスを決めた191センチ、103キロの巨漢一塁手が登場。MLB公式がツイッターに動画付きで紹介し、反響を呼んでいる。
まるで背中に目がついているかのような技で魅せたのは、ナショナルズのジマーマン内野手だった。
25日(日本時間26日)のフィリーズ戦、2-0で迎えた4回先頭の守備。打者ホスキンスがフルスイングした打球は完全に当たり損ね、一塁方向へボテボテのゴロとなった。これをジマーマンが処理。しかし、打球の勢いが完全に死んでいた分、一塁をカバーする投手のコールに普通にトスすると、際どいタイミングとなった。
ここでジマーマンは驚きのプレーを見せる。ボールを素手で右手で拾い上げると、一塁方向に背中を向けたまま、後ろに向かってトス。すぐさまベース方向を振り返った。ベースカバーに入る投手のコールにタイミングを合わせるかのような山なりの絶妙な送球を見せると、間一髪のタイミングでアウトになった。
通常、一塁手の見せ場といえば、打者の鋭い打球や内野手の難しい送球を捕球するシーンが目立つが、191センチ、103キロの巨漢ながら、まさかの背面トスで沸かせたジマーマン。球場が騒然とした一連の場面をMLB公式ツイッターが動画付きで紹介するなど、反響を呼んでいた。
3番に座るバットでも8回に二塁打を放ち、貴重な追加点につなげた。試合は3-1で勝利。攻守に躍動し、白星に見事に貢献した。