イチローは道具の扱い方も超一流 米国でも注目される流儀とは
メジャーリーグ・マーリンズに所属するイチロー外野手がメジャー史上30人目となる通算3000本安打の金字塔まで残り4本と迫っている。
金字塔迫るイチロー、道具に対する愛情も話題に
メジャーリーグ・マーリンズに所属するイチロー外野手がメジャー史上30人目となる通算3000本安打の金字塔まで残り4本と迫っている。メジャー16年目を迎えたイチローはチームで4番目の外野手という立ち位置ながら、勝負強い打撃を見せており、23日(日本時間24日)時点で打率.339、8盗塁など好調を維持している。
メジャー最年長野手となった42歳が一流選手であり続ける理由の一つには、バットなど道具を大事にする流儀もあるようだ。米地元紙「マイアミ・ヘラルド」がイチローがいかにバットを大切に扱っているかについて特集記事を組んでいる。
イチローは新しいバットがクラブハウスに届くと、まずは握りを確かめ、バットを耳に当てながら手のひらでたたいて反響音も確認するという。それによりいいバットなのか悪いバットなのかを判断し、スチール製のバットケースに収める。特製ケースには除湿剤が備えつけられており、バットを湿気から防いでいるという。
また、イチローは四球などで出塁する際にも、他のメジャーリーガーのようにバットを放り投げたりしない。優しくバットを横たえる。そして、打てない時にも怒りに任せてバットに八つ当たりすることは絶対にしないと、記事では伝えている。