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フェデラー、4時間3分の“超劇的決着”に海外熱狂「最終セットは究極のドラマだ」

テニスの全豪オープンは25日、男子シングルス3回戦で世界ランク3位ロジャー・フェデラー(スイス)が同47位ジョン・ミルマン(オーストラリア)を4-6、7-6、6-4、4-6、7-6の大激戦で下し、大会通算100勝目を挙げた。どっちが勝ってもおかしくない激闘は4時間3分で決着。大会公式ツイッターは勝敗が決した瞬間を動画付きで公開し、海外ファンも拍手を送っている。

ロジャー・フェデラー【写真:AP】
ロジャー・フェデラー【写真:AP】

大ピンチから逆転勝ち、大会通算100勝を達成「なんてバトルなんだ」

 テニスの全豪オープンは25日、男子シングルス3回戦で世界ランク3位ロジャー・フェデラー(スイス)が同47位ジョン・ミルマン(オーストラリア)を4-6、7-6、6-4、4-6、7-6の大激戦で下し、大会通算100勝目を挙げた。どっちが勝ってもおかしくない激闘は4時間3分で決着。大会公式ツイッターは勝敗が決した瞬間を動画付きで公開し、海外ファンも拍手を送っている。

 絶体絶命の大ピンチからフェデラーが甦った。もつれ込んだ最終セット。先にミルマンにブレークされながらも追いつき、最後は10ポイント先取のタイブレークへ。ここでも4-8と追い詰められ、誰もが敗退を覚悟した場面から底力を発揮。怒涛の追い上げで逆転すると、最後は華麗なフォアハンドウィナーで決着させた。

 その瞬間、ミルマンに声援を送っていた地元ファンも信じられないものを見たとばかりに大熱狂。総立ちとなって、目の前で起きた結末に雄叫びを上げた。そんな中でフェデラーは両手を天に掲げ、喜びを示すと、ネット際に歩み寄り、ミルマンと抱擁。背中に手を回し、お互いの健闘を称え合うようにしばらく声を掛け合っていた。

 大会公式ツイッターは実際のシーンの動画とともに「スイスのマエストロが生き残った。フェデラーが勇ましい戦いを見せたジョン・ミルマンから生き残り、全豪オープン18度目の4回戦進出を果たした」と称賛。目の当たりにした海外ファンからも続々と喝采が送られている。

「この男はこれからも最高であり続ける」「最終セットは『ザ・ベスト』だった。究極のドラマだった」「めちゃくちゃ凄かった」「驚愕だ、ロジャー」「ロジャー、今までで一番の試合だった」「ロジャーよくやった、ミルマンはタフな相手だったね」「永遠にキングだ。なんてバトルだったんだ」などの声が上がり、激闘の余韻に浸っていた。

(THE ANSWER編集部)

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