提出締切まで3週間 プロ志望届をもう出した逸材、まだ出していない逸材は?
広陵・中村、履正社・安田、そして早実・清宮も…まだ提出していない逸材も多数
こうしてみると、逸材ぞろいに見えるが、まだまだ提出していないドラフト注目選手は多い。今夏の甲子園で大会新記録の6本塁打を記録した広陵(広島)の中村奨成捕手、高校屈指のスラッガである履正社(大阪)の安田尚憲内野手、大学生では話題性を持つ東大の左腕・宮台康平投手、中大の剛腕・鍬原拓也投手らがまだ公示されていない。
しかし、最も話題を集めるのが、早実(東京)の清宮幸太郎内野手だろう。大学進学かプロ入りか――。いつ進路を表明するのか、志望届の提出の行方はアマ・プロ球界を巻き込んだ大注目となっている。「出せば確実に今年一番、競合する」(パ・リーグスカウト)という目玉だけに、各球団のスカウトはやきもきしていることだろう。
ここに名前を挙げた選手以外にも、全国的には無名ながら“掘り出し物”として指名される選手も、毎年注目の一つだ。ドラフト会議は10月26日。高校、大学生はプロ志望届を提出した者だけが指名を受ける権利を得る。果たして、これからどんな逸材が名前を連ね、プロ入り挑戦を表明するのか。ファンにとっては楽しみな日々が続きそうだ。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer