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「負けた時の態度に人間性が出る」 日本金メダルの裏で…悔しさ殺した豪州選手、潔い胸中「辞めたりなんてしないぜ!」

ミラノ・コルティナ五輪のスノーボード男子ハーフパイプで銀メダルを獲得したスコッティ・ジェームズ(豪州)がインスタグラムを更新。母国で判定に不満の声も上がった決勝から1週間、改めてメッセージを掲載した。

スノーボード男子ハーフパイプで銀メダルを獲得したスコッティ・ジェームズ【写真:ロイター】
スノーボード男子ハーフパイプで銀メダルを獲得したスコッティ・ジェームズ【写真:ロイター】

ミラノ・コルティナ五輪

 ミラノ・コルティナ五輪のスノーボード男子ハーフパイプで銀メダルを獲得したスコッティ・ジェームズ(豪州)がインスタグラムを更新。母国で判定に不満の声も上がった決勝から1週間、改めてメッセージを掲載した。

 ジェームズは2回目で完璧なランを見せたが、93.50点にとどまった。同じく2回目で95.00点をマークした戸塚優斗に及ばず銀メダル。あれから1週間、19日にインスタグラムを更新し、本音をのぞかせた。「1週間じっと考え、僕はそのすべてを感じた。誇り。感謝。疑念。そして……怒りもだ」。こう切り出したジェームズは、4年間、必死の思いでトレーニングした結果、金メダルと銀メダルをほんの小さな差が分け、その事実が何度も脳裏をよぎり、心を痛めたことを明かした。

 ただ、その中でひとつの思考の変化が……。

「考えすぎ、挫折感、沈黙のドライブ、そして劇的な『あのリプレーは二度と見ない』という瞬間をすべて経た後……僕はあることに気づいた。全力を尽くしたんだ。戦った。持てるもののすべてを、あそこに置いてきた」

 こうつづり、結果ではなく過程に胸を張った。この経験から小さな愛息・レオ君に何を学んでほしいか――そんな問いに対し、「願うのは、何かを深く望み、たとえそれが実現しなくても、それでも大丈夫でいられる方法だ。持てるすべてを懸けて夢を追い、それが思い通りにいかなかったとき、自ら責任を引き受け、謙虚であり続ける方法だ」と父としての想いをつづった。

「強さとは、ただ頂点に立つことだけではなく、そうでないときにも毅然と立っていることだと彼が学ぶなら、この経験は彼に、はるかに大きな何かを与えたことになるだろう。そして、僕にとってはそれがすべてだ」

 表彰式では君が代で脱帽した日本人メダリストに合わせて帽子を脱ぎ、泣き崩れた平野流佳に寄り添い励ました人柄が「負けた時の態度で人間性が出るとよく言われるけど素晴らしかった」などと話題を呼んだ。最後にはファンへの感謝を記し、「僕は誇りに思っている。飢えている。感謝している。そして……辞めたりなんてしないぜ! 次の大会で会おう」と引退を否定。ポジティブなメッセージで締めくくった。

(THE ANSWER編集部)



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