カーリング不正疑惑で当事国に“異変”「もうスポーツではない」「自覚すべき」国民に広がる疑念
ミラノ・コルティナ五輪の男女カーリングで“不正投球”疑惑が浮上し、波紋が広がり続けている。英国の公共放送「BBC」は、疑惑の渦中にあるカナダの国民が「動揺を隠せないでいる」と報道している。

ミラノ・コルティナ五輪、不正投球疑惑に揺れるカナダ国民の声をBBC報道
ミラノ・コルティナ五輪の男女カーリングで“不正投球”疑惑が浮上し、波紋が広がり続けている。英国の公共放送「BBC」は、疑惑の渦中にあるカナダの国民が「動揺を隠せないでいる」と報道している。
BBCは「『悲しき日』冬季五輪でのカーリング不正騒動で、カナダ国民に動揺が広がる」という記事で「冬季五輪でのスキャンダルにより、カナダのカーリングチームは守勢に立たされ、カナダ国民は自国の礼儀正しい国民性に生じた亀裂に動揺を隠せないでいる」と伝えた。
騒動の発端となったのは、13日(日本時間14日)に行われた男子1次リーグのカナダ-スウェーデン戦。カナダのマーク・ケネディが一度ストーンを離した後に指で押す「ダブルタッチ」の反則を犯したのではないかとして、スウェーデン側が申告。これを認めないカナダ側が反論し、口論に発展した。さらに14日(同15日)に行われた女子のカナダ戦でもこの反則があったとの疑惑が浮上していた。
こうした疑惑によって「選手たちが試合中に怒りを露わにする一方で、ファンやカナダ国民の間では、チームの行動がカーリング精神に反するのではないかという疑問が浮上している」のだという。モントリオールでは「カナダのスポーツ界にとって悲しい日だ」「スポーツにおける誠実さは重要だ。たとえ自分に不利な申告をしなければならないとしてもだ」「カナダ人として、私たちはこんなことをしてはいけないはずだ」「スポーツマンシップがなければ、それはもうスポーツではない」との声を聞いたと報じている。
またカーリング・コラムニストでオリンピアンのトミ・ランタマキ氏は専門メディア「The Curling News」への寄稿で「カーリング界におけるカナダの支配力ゆえに、選手たちは自分たちの影響力を自覚すべきだとした」としているという。
「フィンランド、韓国、イタリア、スウェーデンなど、世界中の若い選手たちがカナダチームを模倣している。デリバリー、スウィーピング、戦術、コミュニケーションを。そして、彼らはその振る舞いまでもまねているんだ」と述べ、本場の選手らしい行動を求めたと報じている。
(THE ANSWER編集部)
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