五輪で犬乱入「狼かと…怖かった」追いかけられた選手が苦言 運営に「決勝で起きたら危険」
ミラノ・コルティナ五輪は18日、クロスカントリースキー女子団体スプリントフリー予選が行われたが、フィニッシュ付近で犬とみられる動物が乱入。選手たちとともにフィニッシュラインを切る珍事が起きた。目の当たりにした選手は「最初オオカミかと思った。ものすごく大きくて、横を走る時に噛みつかれたらどうしようと怖かった」と恐怖を証言し、運営に苦言も呈している。

ミラノ・コルティナ五輪
ミラノ・コルティナ五輪は18日、クロスカントリースキー女子団体スプリントフリー予選が行われたが、フィニッシュ付近で犬とみられる動物が乱入。選手たちとともにフィニッシュラインを切る珍事が起きた。目の当たりにした選手は「最初オオカミかと思った。ものすごく大きくて、横を走る時に噛みつかれたらどうしようと怖かった」と恐怖を証言し、運営に苦言も呈している。
まさかのハプニングだった。選手たちが続々とフィニッシュに到着する中、どこからともなく動物が現れた。犬のようないでたちで、軽快な足取りで直線を疾走。途中、並走するカメラに気付いて立ち止まってカメラ目線も……。選手2人が駆け抜けていくと、それを追いかけるようにして走り出し、そのままフィニッシュラインを切った。中継にはご丁寧にフィニッシュ写真まで映し出され、“悪ノリ”している。
国際中継も再三スロー再生し、世界に拡散。ドイツ大衆紙「ビルト」によると、追いかけられたテナ・ハジッチ(クロアチア)は「最初オオカミかと思った」と恐怖を語った。「ハードなレースで幻覚症状が出たのかと思ったけど。ものすごく大きくて、横を走る時に噛みつかれたらどうしようと怖かった」。ゴール前に意識が朦朧とした状態で半信半疑だったようだ。
直接的に影響はなかったが、危険がなかったわけではない。ハジッチは「犬がコースに入ってくるのは良くない。私はメダル争いをしていなかったから良かったけど、メダルの懸かった決勝で起きていたら危険なことになってしまう」と苦言を呈した。
それでも、同じように追いかけられたコンスタンティナ・ハラランピドゥ(ギリシャ)は「幸いなことにとても行儀がよくて。ゴールの時にカメラを追いかけてきたのがかわいかったし、レースの邪魔もしなかった。面白かった」と回顧。「いい走りができなかったことを忘れさせてくれた。それに、私もちょっと有名になったし、感謝しなくてはね」と自身の姿が世界に配信されたことを喜んだ。
日本では1月の箱根駅伝でコースにポメラニアンが乱入し、走行中の選手がよけるという事例があったことが記憶に新しい。今回は首輪をつけているようで、中継したNHK-BSも実況は「飼い犬ではないか」と伝えた。オリンピックの舞台でも観戦マナーが問われることになった。
(THE ANSWER編集部)
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