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「見え見え…意図的なイカサマだ」 ジャンプ「4mm」失格で猛批判…向ける疑念、不正騒動から立場逆転

ミラノ・コルティナ五輪で14日(日本時間15日)に行われたノルディックスキー・ジャンプ男子個人ラージヒル決勝の1本目で今大会初の失格者が出た。昨季のワールドカップ(W杯)王者のダニエル・チョーフェニヒ(オーストリア)が規定より4ミリ大きいブーツを使用してしまい、1回目8位につけながら失格。これを受け、“因縁”のライバル国が猛批判を展開している。

オーストリアのダニエル・チョーフェニヒ【写真:ロイター】
オーストリアのダニエル・チョーフェニヒ【写真:ロイター】

ミラノ・コルティナ五輪

 ミラノ・コルティナ五輪で14日(日本時間15日)に行われたノルディックスキー・ジャンプ男子個人ラージヒル決勝の1本目で今大会初の失格者が出た。昨季のワールドカップ(W杯)王者のダニエル・チョーフェニヒ(オーストリア)が規定より4ミリ大きいブーツを使用してしまい、1回目8位につけながら失格。これを受け、“因縁”のライバル国が猛批判を展開している。

 チョーフェニヒは「残念ながら僕がしっかりしておらず、(サイズを)測っていなかった」と説明。通常は表示サイズより小さめの靴を選んでいたというが、この日は確認を怠ったようだ。「本当に愚かなことをしてしまった。道具もあったから測ればよかっただけなのに」と反省した。

 サイズ表示はいつも履いている「42(約27センチ)」だった。「それが42ぴったりだと信じ込んでいたし、そうだと思っていた。ほんの数ミリなんて気づくものではないし。けれど、ルールはルール。みんなルールの中でやっている限りは、それでいいんだよ」と自己責任を強調した。これを受け、強い批判を展開しているのがノルウェーだ。

 オーストリア大衆紙「クローネン・ツァイトゥング」は「ノルウェー、我らのジャンパーを突然のインチキ呼ばわり 立場が逆転」と報道。昨年3月の世界選手権でマリウス・リンドビクとヨハンアンドレ・フォルファンら複数のノルウェー勢が不正にスーツを加工するというスキャンダルを起こしており、記事は「これいかに。ノルウェーのインチキ騒動から1年、今度はオーストリアの選手がいかさま批判にさらされることに」と伝えた。

 記事によると、ノルウェーの元選手ヨハン・レメン・エベンセン氏が地元紙「Dagbladet」に対し、「オーストリアは必死になってあらゆる手を使っているのは見え見えだよ」と断じた。これは単なるうっかりミスではないとし、「これは意図的なイカサマだ」と吐き捨てたという。

 ドイツのスポーツ専門チャンネル「Sport1」によると、エベンセン氏はさら「ブーツサイズの失格は明らかに規則違反」と強調。「簡単に言えば、前が長いスキーを履くためにそのブーツだったということ。空中で支えになるのはスキーの前の部分。許容されているものより長い板で飛ぼうとしたんだろうね」とチョーフェニヒに疑念を向けた。

 記事はドイツ、オーストリアの解説者、関係者から「わざとじゃない」と擁護があったことを伝えた上で「この数か月、ノルウェーからは頻繁に強い口調の言葉が聞こえてきている」と背景を指摘。それを受け、あるドイツ選手は「自分自身が不正をしておいて、今度は他の選手にもそれをなすりつけるという流れはよくない。本当にだめなことだ」とノルウェーに冷やかな視線を向けているという。

(THE ANSWER編集部)



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