「TVの放送時間をぐだぐた言うが…審判は何考えてる?」 ジャンプ大国ドイツの重鎮激怒…悪天候に打ち切りに男女で受難
ミラノ・コルティナ五輪のノルディックスキー・ジャンプで強豪ドイツは気象条件で受難となった。16日(日本時間17日)の男子スーパー団体が3回目途中打ち切りになり、大ジャンプが幻に。2回目終了時点の順位が採用され、4位となったが、その前日も不運に泣かされた。女子ラージヒルはドイツ勢のジャンプのタイミングで風が不利に。競技を中断させなかった運営側にドイツのレジェンドは怒りを露わにした。

ミラノ・コルティナ五輪
ミラノ・コルティナ五輪のノルディックスキー・ジャンプで強豪ドイツは気象条件で受難となった。16日(日本時間17日)の男子スーパー団体が3回目途中打ち切りになり、大ジャンプが幻に。2回目終了時点の順位が採用され、4位となったが、その前日も不運に泣かされた。女子ラージヒルはドイツ勢のジャンプのタイミングで風が不利に。競技を中断させなかった運営側にドイツのレジェンドは怒りを露わにした。
ドイツ大衆紙「ビルト」によると、女子ラージヒルはドイツ勢が風に泣かされることに。飛ぶタイミングで風向きが変わったといい、その煽りを受けたカタリナ・シュミット(ドイツ)が96.5メートルの42位に沈み、2回目に進めず涙した。これに対し、五輪金メダル3つを誇るドイツのレジェンド、イェンス・バイスフロク氏は、Facebookで「今日のような条件下で青信号を出すとは。これは五輪であって、名もなき大会とは違うんだ」と吐き捨て、激怒したという。
「4年間練習をしてきて、1回目で敗退。こんな大事な試合で選手に対する思いやりや理解が足りていない。セリーナ・フライタークも同じ(目に遭った=1回目28位)。なんとか2回目に進めたが」。ビッグイベントはテレビ中継の影響も受けやすいが、同氏は「テレビの放送時間がああだこうだばかりだが、もしテレビに聞いたなら『青信号になるまでちょっと待とう』と答えるだろう」と主張。「なのに、ジュリーは何を考えているのだ? 時間はタイトで同時刻に他の競技も行われている。けれど、真剣にスポーツと公平性を考え、やっているのか?」と不満をぶちまけた。
結果、2本目に進んだドイツ勢は11位、12位、27位とメダル争いに絡めず惨敗。女子ジャンプが採用された2014年以降、メダルなしは初という屈辱だった。ビルト紙も「なぜ待たなかったのか? ジャンプ女子の試合でドイツはメダル争いに絡めず。というのも、最悪の条件の中飛ばなければならなかったからだ!」と恨み節を連ねている。そして、翌日にも悲運が……。
17日(同18日)の男子スーパー団体は3回目の2人目にノーマルヒル金メダルのフィリップ・ライムントが136メートルの大ジャンプで暫定1位に浮上。残すはポーランド、ノルウェー、日本、オーストリアだけという状況だったが、ポーランドの失敗ジャンプの後で打ち切りが決まり、こちらの大ジャンプも幻に。2回目終了時点の結果、わずか0.3点(16センチ)差で銅メダルに届かず、4位となった。
ドイツメディアによると、ライムントは「試合続行すべきだった」「とにかくクソだよ。色んなことが不運な方向にいってしまった」と怒りを露わに。ドイツのシュテファン・ホルンガッハー・ヘッドコーチは「なんで待たなかったのか、理解できない」と試合を続けなかった判断に疑問符。「もうヤケ酒を飲むしかないよ」と打ち明け、ジャンプ大国ドイツにとってはやり切れない2日間となった。
(THE ANSWER編集部)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)








