“不正疑惑”で五輪カーリングのルール変更 発端となったカナダ選手が本音「違反していると疑うなら…」
ミラノ・コルティナ五輪の男女カーリングで“不正投球”疑惑が浮上する中、世界カーリング連盟は15日(日本時間16日)に同大会における監視体制のルール変更を発表した。これを受けて、一連の騒動の発端となったカナダ男子代表の選手が「良い判断だったと思う」と歓迎している。

ミラノ・コルティナ五輪
ミラノ・コルティナ五輪の男女カーリングで“不正投球”疑惑が浮上する中、世界カーリング連盟は15日(日本時間16日)に同大会における監視体制のルール変更を発表した。これを受けて、一連の騒動の発端となったカナダ男子代表の選手が「良い判断だったと思う」と歓迎している。
発端となったのは13日(同14日)に行われた男子1次リーグのカナダ-スウェーデン戦での出来事だ。カナダのマーク・ケネディがストーンを投じた際、一度ストーンを離した後に指で押す「ダブルタッチ」の反則があったのではないかとして、スウェーデン側が申告。これを認めないカナダ側が反論し、口論に発展した。
紳士のスポーツといわれるカーリングはチーム同士の協議と自己申告をベースに試合が行われるが、これを受け、13日のイブニングセッションから審判2人が巡回して監視を強化することに。14日(同15日)に行われた女子のカナダ-スイス戦、男子の英国-ドイツ戦でもダブルタッチの反則疑惑が浮上していた。
しかし、実際に反則を取られた選手から審判の介入に不快感が示されるなか、世界カーリング連盟は15日に新たなルールを発表。監視する審判2人は引き続き競技エリア内に待機するものの、対戦チームからの要請があった場合のみ監視するという。本来の「カーリングの精神」を尊重しながら、適切なラインで違反に目を光らせることになったようだ。
「グランドスラム・オブ・カーリング」公式サイトは、新たなルールの下で行われた中国戦後のカナダ男子代表のコメントを紹介。一連の騒動の発端となったケネディは「良い判断だったと思う。誰かが違反していると疑うなら、その時に審判を呼んで確認すればいい。それが正しい方向への一歩だと思う」「今後はルールブックを見直して、必要な変更をしなければならない。正直やりきれない状況だけど、今まさにその渦中にいるのだから、適応してベストを尽くすしかない」と新たなルールの適用を歓迎した。
スキップのブラッド・ジェイコブスも「(通常の審判基準でプレーできて)最高だった。中国との試合では、干渉や邪魔など一切なく、素晴らしい試合ができた」と語っている。
(THE ANSWER編集部)
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