日本エースの“美しき抱擁”を韓国メディアも大々的報道 2つの国旗が重なった「五輪最高の場面」【2018平昌五輪】
ミラノ・コルティナ五輪は日本勢が連日活躍。1924年に第1回大会が開催され、今回で25回目となる冬季五輪では、過去に起きた様々な名場面が生まれた。2018年の平昌五輪で話題となったのが、日韓を代表するスピードスケート選手がリンクで見せた美しい友情だ。小平奈緒とイ・サンファが女子500メートルで激突し、小平が金メダル。ただその前後のやり取りが知られるにつれ、世の感動を誘った。

2018年平昌五輪、女王イ・サンファとの行動が話題
ミラノ・コルティナ五輪は日本勢が連日活躍。1924年に第1回大会が開催され、今回で25回目となる冬季五輪では、過去に起きた様々な名場面が生まれた。2018年の平昌五輪で話題となったのが、日韓を代表するスピードスケート選手がリンクで見せた美しい友情だ。小平奈緒とイ・サンファが女子500メートルで激突し、小平が金メダル。ただその前後のやり取りが知られるにつれ、世の感動を誘った。
先に滑った小平が36秒94の五輪新を叩き出し、五輪2連覇中で世界記録(36秒36)保持者のイ・サンファを待った。リンクは小平の記録で騒然。ただ自らを称えるスタンドを前に、指を口に当てて「しーっ」というポーズ。イ・サンファの集中を削がないようにという気遣いだった。
イ・サンファは最初の100メートルを10秒20と小平を上回るタイムで出たものの、終盤のカーブでバランスを崩し37秒33。前の組の小平の結果を見ないままスタートしたといい、記録が確定するとほおを涙がつたった。スタンドからは名前を呼ぶコールに混じって「泣くな!」という声が上がった。
韓国国旗を掲げてリンクを1周すると、金メダルの小平奈緒が近づいて抱きしめた。両国の国旗を掲げてファンに手を振る2人。小平はイ・サンファのことを尊敬していると言い、「あなたが誇らしい」と返されたという。翌日の記者会見では「ナオ」「サンファ」と呼び合った。ライバル関係ばかりが注目されてきた日韓のアスリートが見せた、新たな敬意の形だった。
韓国のメディアもこのシーンには注目。「東亜日報」の電子版が「イ・サンファ―小平奈緒の“熱い友情”…“今回のオリンピック最高の場面”ファンたちも感動」と伝え、スポーツ紙「イルガンスポーツ」は「“2人のチャンピオンが作った美しい光景”…世界が注目した一枚の写真」と題し、2人が抱き合った写真を大々的に紹介していた。
その後も2人の友情は続き、2022年の北京五輪では、小平のレースをイ・サンファが解説者として見守った。500メートルの際には、放送席で涙を流していた。
(THE ANSWER編集部)
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