「4回転でなぜ負け?」大技成功、銅メダル堀島の採点に疑問も…日本女子も泣いたモーグルの規定
ミラノ・コルティナ五輪のフリースタイルスキー男子モーグル決勝が12日に行われ、堀島行真(トヨタ自動車)が決勝の2回目で83.44点をマーク。2大会連続で銅メダルを獲得した。エアで大技のコークスクリュー1440も決めたものの、堀島より難度の低いエアを決めた選手が金メダル、銀メダルを獲得したこともあり、採点にネット上では不満の声も上がった。

フリースタイルスキー男子モーグル決勝
ミラノ・コルティナ五輪のフリースタイルスキー男子モーグル決勝が12日に行われ、堀島行真(トヨタ自動車)が決勝の2回目で83.44点をマーク。2大会連続で銅メダルを獲得した。エアで大技のコークスクリュー1440も決めたものの、堀島より難度の低いエアを決めた選手が金メダル、銀メダルを獲得したこともあり、採点にネット上では不満の声も上がった。
堀島は10日の予選1回目でライバルを圧倒し、ただ1人80点超えの85.42点で1位通過。この日の決勝1回目は80.35点の5位となった。運命の2回目のラン。第2エアで大技コークスクリュー1440を見事に決め、スピードに乗ってフィニッシュすると、力強いガッツポーズを見せた。
得点は83.44点だったが、あとから滑ったクーパー・ウッズ(オーストラリア)、ミカエル・キングズベリー(カナダ)が83.71点で上回ると、X上では「得点低くね?」「なんで4回転が2回転や3回転に負けてしまうのか?」との疑問の声があがった。
モーグルは100点満点の採点競技。コブを滑る技術を得点にした「ターン」が60点、ジャンプ台を使ってトリックを2回行う「エア」とフィニッシュまでのタイムを得点化した「スピード」が各20点。得点の60パーセントを「ターン」が占める。
「ターン」が最も重要であり、複数の選手が同点の場合「ターン」「エア」「スピード」の順で得点が高い選手が優先される。11日に行われた女子モーグル決勝では、冨高日向子(多摩大ク)がペリーヌ・ラフォン(フランス)と同じ得点ながらも、3項目のうち「ターン」でわずが0.2点及ばず、4位でメダルを逃すケースがあった。
中継したNHKのスタジオゲストとして出演した2018年平昌五輪モーグル男子銅メダリストで競輪選手の原大智は、より踏み込んで解説。「モーグルは加点がない。ベース点がつけられ、どこをミスしたのかどんどん減点されていく減点方式。上位3人はそれがなかった」とモーグルの採点方式に触れ、「その中でミスの度合いが大きかったのが堀島選手、次にミカエル選手、一番なかったのがクーパー選手という採点ではないでしょうか」と分析した。
堀島は中継インタビューで「今日これまですごく順調にきていた。85点の予選の滑りそのままいければというところもあったけど、おそらく少しジャッジの様子がからくなってきて、大きな点数が見られない傾向に最後あった。そういう中で5位通過で追い込まれていたところはあるかな」と冷静に振り返り、不満を示すことはなかった。
(THE ANSWER編集部)
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